ジル
「みなさんごきげんいかかですか? 世界のさまざまなニュースを紹介するワールドダウンタウン、司会のジル・ベッソンです。ちょうど27年前、アメリアであのジョージ・ルーカスの『スターウォーズ』が公開された今日は、世界ではどんな出来事が起こっているのか、各界の著名人を迎えて見ていきたいと思います。」
ジル
「まずは、ニューヨーク在住の経済アナリスト、ジョージアン・アフシン!ハーイ、ジョージ!」
ジョージ
「ハーイ・・・ジル・・・」
ジル
「どうしたんだい冴えない顔してぇ。」
浜田
「どうしたんや?」
ジョージ
「梅雨シーズンだよ〜。」
浜田
「え?」
ジル
「梅雨シーズン?」
松本
「なんや、それ(笑)」
ジョージ
「毎日、雨ばかりで洗濯物は乾かないし、本当に嫌になるよぉ。」
浜田
「あぁ、そうなんや。」
ジル
「そう、カリカリしなさんな。嫌な事は水に流して・・・雨だけにね。」
ジョージ ナタリア
「雨だけに!!!」
ダーッハハハハッハッハッハッハッハ
アーッハッハッハッハッハッハッハハ
ギャーッハッハッハッハッハッハッハッハハ
浜田
「今日は(音の)入りが小っちゃいね。」
松本
「うん、小っちゃいね。」
ジル
「ジル!君って奴は!君って奴はぁ!!!」
浜田
「PA(出音)もっと上げたらええんちゃう?」
ナタリア
「なんて頭の回転が速い人なの!!」
ジル
「そして、世界青少年の会議長、バザロバ・ナタリア!ハ〜イ!ナタリア。」
ナタリア
「ハ〜イ!ジル。」
ジル
「君の美しさにはどんな男もあがっちゃうんじゃないかい?・・・雨だけにね。」
ナタリア
「ンッフッフッフ〜(笑)。ありがとぉ。」
松本
「まだか?」
浜田
「まだやね」
ナタリア
「そういうあなたも、色んな女性を濡らしてきたんじゃなぁ〜い?・・・雨だけにね!」
松本
「んっふっふっふ(笑)」
ジル
「エレクト!・・・いや、エクセレーント!!!」
アッハッハッハハッハッハッハッハ
ダッハッハッハッハッハッハッハハ
ジル
「そして、エレクトしっぱなしの男がこの男!ニッポンのコメディアン。マサトシ・ハマタ!!」
浜田
「いや、浜田ですけど、どうも今晩は。今日もよろしくおねがいしまーす。」
ジル
「ハマタは・・・」
浜田
「はい?」
ジル
「梅雨シーズンの時は何をしてるんだい?」
浜田
「いや、何をしているっちゅうか・・・別にそのねぇ・・湿気が多くなったりしますんで・・」
ジル
「うんうん」
浜田
「まぁ、そのへん、ちょっとこう・・・」
ジル
「それで?」
浜田
「(笑) まぁ、そういう(湿気を取る)機械もあるじゃないですか、なんかこうねぇ・・・」
ジル
「うんうん。それで・・雨だけに?」
浜田
「・・・・・・・・・・はい?」
ジル
「雨だけに?」
浜田
「・・・・・?」
ジル
「どうして面白いことを言わないんだ!!お前は!!!!」
松本
「お前って・・・(笑)」
浜田
「はっはっはっは(笑)」
ジル
「せっかく、雨でここまで振ってきたのによぉ!!全て水の泡だよ!!・・雨だけにね!」
アーッハッハッハッハッハッハッハッハハ
ダーッハッハッハッハハッハッハッハハハ
ギャーッハッハッハッハッハッハッハッハ
ジョージ
「すごいよ!面白すぎるよ!ジル!エヘヘヘハハハハハハハハハ(笑)」
ナタリア
「ジルの雨だけに救われたじゃない、ハマター!」
浜田
「ハマダや!」
ジョージ
「君のユーモアには頭が下がるよ!ヘヘヘヘヘヘヘヘ」
ナタリア
「う〜笑いすぎて胃袋が飛び出るかと思ったわぁ。」
ジル
「さてさて紹介を続けよう。」
浜田
「はい。」
ジル
「そんな面白くないハマタの仲間・・」
浜田
「あはははははははは(笑)」
松本
「仲間言うな!」
ジル
「ヒトシ・マツモト!」
松本
「あぁ、どうも。こんにちは。ね、ええ〜〜」
ジル
「マツモトは〜、体はやらわかいのかい?」
浜田 松本
「何?」
ジル
「体は、やわらかいかい?」
浜田
「さっきおかしかったやん。」
松本
「今、さっき、おかしかったよねぇ。」
ジル
「では、最初のニュースです。」
松本
「うわぁ、なんやねん。」
ジル
「アジアのタイから、チャーリー・ウィラポンがお伝えします。」
松本
「ちゃるめらぽん?」
浜田
「(笑)」
<VTR>
タイの正月に行われる水かけ祭りに関するレポート。タイではこの日だけは水をかけられても怒ってはならない。それをいいことにどんどん一般人に水をかけるウィラポン。最後はウィラポンがみんなに水をかけられてキレてしまう・・・と、そういう感じのレポートだったと思う。
<VTR終了>
ジル
「チャーリーありがとう。しかし、盛り上がってたねぇ、ジョージ?」
ジョージ
「とにかく、欧米が今、最もびしょびしょだと思っている国がタイなんだけど」
浜田
「何を言うとんねん(笑)」
ジョージ
「あの、ずぶ濡れには、たまげたよ〜。」
ジル
「なるほど〜、鋭い意見をありがとう。ナタリアは?」
ジョージ
「私はむしろ逆で、正月?水?そんなくだらない物より、目!タイ人の目がエネルギッシュでよかったわ!!」
ジル
「エ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜クセレント!!!!!」
松本
「(笑)」
ジル
「ハマタはどうだい?」
浜田
「ハマダですけど、まぁ、あのう、ああいうお祭りがあるの知らんかったんですよ。
まぁまぁ面白いんじゃないすか?ねぇ?」
ジル
「なるほど。鋭い意見をありがとう。マツモトはどうだい?」
松本
「まぁまぁ、そうですね。こういうことで何を言っても、まぁ、水かけ論ですわな!アッハッハッハッハ(笑)」
松本 浜田
「ハッハッハッハッハッハッハッハッハ・・・」
ジル ジョージ ナタリア
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
松本
「・・・・・・・・あれ?」
ジル
「・・・今の何が面白いんだい?」
松本
「んふっ(笑)・・・・いや、まぁ、面白いっていうか、こんなノリが好きなんかなぁと思って言ったんですよね。」
浜田
「ちょ、ちょっと乗ってみたんやな。」
松本
「そうそう、こんなん好きかなと思って。」
浜田
「全然、笑てくれへんかったなぁ。」
ジル
「・・・・・・いつまで続けてるんだい?」
浜田
「はっはっはっはっはっは(笑)」
松本
「いや、別いつまでって・・・・」
ジル
「もう終わったのかい?」
松本
「はい、じゃあ止めます。すいません。」
浜田
「すいません」
ジル
「ところでニッポンのお正月はどんなことをするんだい?」
松本
「えぇ〜、そうですねぇ。まぁ、凧揚げとか、あとなんでしょ〜お餅食べたりとかね。 え〜」
浜田
「ね。」
ジル
「お、オモチ?」
松本
「あぁ、そうですねぇ。」
ジル
「オ、オ、オモチをどうするんだい?」
松本
「お餅を食べたりとかね。」
ジル
「タベタリ?じゃあ、ちょっとやってみてくれるかい?」
松本
「え?」
ジル
「お餅をやってみてくれるかい?」
松本
「・・・ああ、まあ、こう・・・まあ、じゃ、こうですかねぇ。ウィーンとか、こう。ウィーンとか、ね。」
<餅を食べる動作をする松本>
ジル
「マツモト!僕が言ってるのは、マツモトが餅をやってくれって言ってるんだ。」
浜田
「・・・・こら、また・・また無理難題を言ってきたで。」
松本
「餅を僕がやるんですか?」
ジル
「そうだよ。マツモト、立って!立って!」
松本
「餅はでも、あの〜あれですからねぇ。あの・・・生き物じゃないですからね。なかなか難しいですよ。」
浜田
「そやねぇ。」
ジル
「よぉ〜し、お腹が空いた!お餅を食べよう!ア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン」
松本
「ビヨォ〜〜ン。」
<適当に餅のものまねをする松本>
アーッハッハッハッハッハハハハハッハ
ダーッハッハハハハッハッハアハハハハ
ギャーッハッハッハハハッハッハハハハ
ジル
「スタジオが盛り上がった所で一旦CMです。」
松本
「えぇ〜〜〜〜〜〜?」
<提供>
ジル
「マツモトは意外と恥知らずだなぁ。」
ジョージ
「まさか、やるとは思わなかったよ。」
ナタリア
「コメディアンね〜」
ジル
「おいっ!餅!餅!」
<CM>
<CMあけ>
ジル
「続いてはアジアのフィリピンからロベルト・ガビシャンがお送りします。」
松本
「あ〜出た!ガビシャン。」
浜田
「うん。」
<VTR>
ワールドレコーダーズという何かで世界一を目指している4人組が、今回は竹馬20m走で世界記録を狙う。
案の定、記録には全く及ばず、最後にはズルをするが記録を抜くことが出来なかった、というグダグダなVTR。
<VTR>
浜田
「・・・・・・」
松本
「・・・・・・」
ジル
「いや〜、ガビシャンありがとう。どうだい、ジョージ?」
ジョージ
「とにかく、欧米が今、最も世界一から遠いと思っている国がフィリピンなんだけど、あの竹馬はすごいねぇ。」
ジル
「なるほどぉ、鋭い意見ありがとう。ナタリアは?」
ナタリア
「私はむしろ逆で、竹馬?世界一?そんなクソみたいなものより、目!! フィリピン人の目がエネルギッシュでよかったわ。」
松本
「言葉悪いなぁ。」
ジル
「エクセレ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ントッ!!! ハマタはどうだい?」
浜田
「ハマダやけど。あの、全然竹馬に乗ってないですし、あの、VTRはおかしいです、これ。成立してないですよ」
ジル
「どこが、おかしいんだい?」
浜田
「いやいや、自分で乗ってないじゃないですか。人が担いで、ワーっとゴールまで行ってるし。
これ駄目ですよ。このブイ(VTR)は。久しぶりにおかしいんじゃないですか。このブイは!。」
ジル
「あの、友情には脱帽だよ!!。」
浜田
「いや、友情とかの問題や無しに、記録を出さなあかんのに、あんなみんな手伝ったら駄目なんじゃないですかね?」
ジル
「うーん、なるほどー、そういった意見も出るのかー。」
松本
「んふふふふふふふ(笑)」
浜田
「いやいやいや。」
ジル
「マツモトはどうだい?」
松本
「いや、すいません、僕もあのぉ〜、やっぱり、しかもその上、世界記録より4秒遅いわけですからねぇ」
浜田
「うん、意味ない。」
松本
「あんまり喜ぶ意味も無いのかなぁとは思いますよねぇ。」
ジル
「そこにある友情があったわけさ。そこの部分を僕は、すぎょく・・すごく感動しているんだぁ。」
浜田
「いや、お前、噛っ倒しやで!今日。」
松本
「あはははははははははは(笑)」
浜田
「友情とかの問題や無しに記録でしょ!今回で言えば〜?」
ジル
「今回・・・う〜ん、まぁでも、そこに友情というものがあって出た・・・」
浜田
「うん、だから何でそこで友情が出てくるの?記録でしょって!!」
松本
「あはははははははは(笑)」
ジル
「・・・う〜〜〜〜ん・・・頭が固いなぁ〜〜〜」
浜田
「はっはっはっはっはっはっはっは(笑)」
松本
「いやいや、うーん・・・まぁ、」
ジル
「どうして、そうなってしまうんだぁ〜・・・。」
浜田
「いやいやいや。固い言われても。」
松本
「そうですねぇ。」
ジル
「OK!OK!なるほど。」
浜田
「なんやねん、こいつ!!!(笑)」
ジル
「ヘイ!アシスタント!」
<ADポールが竹馬を持ってくる>
松本
「うわぁ、もう。」
浜田
「うわ懐かしい竹馬や、これぇ、第一のカラー竹馬ちゃうん。」
ジル
「さぁ、マツモトー!ニッポンのゲイニンの根性を見せてくれよ〜。」
松本
「いや、僕よりねぇ、浜田の方が上手いんですよ。竹馬。」
ジル
「マツモト!前で前で!」
松本
「浜田が上手いんですけどねぇ。」
<テーブルの前に出て竹馬に乗る松本>
ナタリア ジョージ ジル
「ゲ〜イニン!ゲ〜イニン!ゲ〜イニン!ゲ〜イニン!ゲ〜イニン!ゲ〜イニン!」
浜田
「あはははははははは(笑)」
松本
「ちょっと待って、ちょっと待って、あかん、全然出来へん。」
浜田
「はっはっはっはっは(笑)」
ジル
「マツモト!マツモト。出来ないのかい?」
松本
「全然出来ないです。」
ジル
「みんなでマツモトを助けよう!」
松本
「え?」
ワァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<外国人のスタッフが松本のところに集まってきて竹馬ごと松本を担ぐ>
浜田
「あっはっはっははははは(笑)」
ジル
「せぇ〜のっ!!」
ワァーショイッ! ワァーショイッ! ワァーショイッ! ワァーショイッ!
ジル
「よぉ〜し!!このまま地球を一周するぞ〜!!」
ワァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
ワッショイ!ワッショイ!ワッショイ!ワッショイ!ワッショイ!・・・・
<担がれたままスタジオの外に連れて行かれる松本>
<ジルとジョージも一緒に行ってしまったため、スタジオは浜田とナタリアだけになった>
浜田
「・・・あれ?」
ナタリア
「ハマタ!」
浜田
「はい?」
ナタリア
「ハマタ!・・・・締めて!」
浜田
「はい?」
ナタリア
「締めるのよ!」
浜田
「あっはっはっは(笑)。なんで俺が急に司会者ならなあかんねん・・・。はい、わかりました。 え〜・・・じゃ!今週はこのへんで、え〜、また来週お会いしましょう。どうもありがとうございました。さようなら。」
<テロップ>
ナタリア
「あれが無いでしょ。いつもジルがやってるやつ。」
浜田
「何〜?」
ナタリア
「See you・・とかぁ。」
浜田
「シィ、ユゥ、ネクスト、ウィーク。」
ナタリア
「そうそうそうそう。」
浜田
「シィ、ユゥ、ネクスト、ウィーク!」
ナタリア
「あぁ〜ん。素晴らしいわぁ〜。良かったぁ、ハマタ。」
<浜田の横に立ち、浜田の肩をもむナタリア>
浜田
「何かしてくれんの?」
ナタリア
「もう一回締めて。」
浜田
「あぁ・・何やそれ!はっはっはっはっはっは(笑)」
ナタリア
「もう一回聞きた〜い」
浜田
「あぁ、今週はこの辺で!!!また来週お会いしましょう!!!シィ、ユゥ、ネクスト、ウィーク!!」
ナタリア
「うぅ〜〜〜ん。いいわぁ〜。ハマタぁ。」
浜田
「ん?何かやってくれるの?」
ナタリア
「もう一回、やってぇ〜。」
浜田
「何でやねん!!!もうええわ。」
<CM>
<CMあけ>
ジル ジョージ ナタリア
「♪は〜じ知らず! 恥知らず! 恥知らず! 恥知らず! 恥知らず! 恥知らず♪」
松本
「腹立つわ〜こいつら!」